5月16日〜18日、すんぷちょによる「Midorigo」公演が10-BOXにて行われました。
観客総動員数114名。赤ちゃんから壮年期の方まで様々な世代のお客様がいらっしゃいました。
公演後にはゲストをお迎えして「あるくとサロン」を開催しました。
16日 八巻寿文さん(せんだい演劇工房10-BOX 二代目工房長)
17日 関口怜子さん(ハート&アート空間Be I代表)
18日 千葉信さん(社会福祉法人慶和会 花いちもんめ施設長)
精神科ソーシャルワーカーが本職で、福岡から来た非被災者である私にとって、
このようなイベントは常に「見る側」、「楽しみに待っている側」でした。
休日や仕事終わりに映画を観に行く事などは自分へのご褒美であり、わくわくしながら
仕事を終え、おめかしなんかして出かけたものです。
今回人生で初めて「提供する側」「準備する側」に参加させてもらったことで、
来てくださった114名の方々にとってすてきな時間を提供でき、わくわくしてもらえた
のであれば本当に嬉しい事だなあと思いました。
また、あるくとメンバーとして知り合ったみなさんが、公演開催にあたり自分の本領を発揮し、
いきいきとしている様子を見られた事は本当に嬉しい事でした。
非被災者であるわたし個人の意見としては、被災されたすべての方の生活が、
もっと言ってしまえば、被災されていても、そうでなくてもいま生活を営んでいる全ての方の
ひとりひとりの生活が等しく大切なものであって、そこに生命に関わる優先順位などはあったとしても、
すべての人々がまんべんなく一歩一歩を踏み出してほしいと思っています。
自身が被災者でありながら、被災された方々のお手伝いをしているあるくとメンバー。
それぞれが自分にとって本当に大切なものを実現し、他者にココロの栄養を届けた上、それによって
彼ら自身もいきいきとできる場に立ち会えた事で私も、あたたかいものをいただけました。
本当にありがとう!そして手前味噌な内容の文章で申し訳ありません。
以上、一般人の視点から書かせていただきました。
橋本沙織
橋本さん、ありがとうございます。
返信削除嬉しいです。
と、私はスタッフとして関わった訳ではないのですが…。
「いい現場だった」ということは、遠くにいても実感できます。
これまでの自分の経験と記憶に重ね合わせたところで。
ただ今回の公演は、
それを遥かに上回るものがいっぱい詰まっていたんだろうな、と想像してしまいます。
現場に立会えなかったこと、ホントに残念。
これもまた、パフォーミングアートならではの醍醐味ですが…。
みなさん、お疲れさまでした。