2011年5月31日火曜日

福室元気村へ










福室市民センターには現在49名の避難者が生活していて、4月の開設当初と比べると、
約半分になっているそうです。

第3回を迎えた「気持ちよく眠るためのからだほぐし」には10名の参加者がありました。
「こんばんは〜」「どうも〜」
避難所のみなさんとあるくとメンバーは、すっかり顔なじみになっています。

☆本日のメニュウ☆
まずは自分で、足うらもみもみ、太ももこねこね、見返り美人(写真)。
次にペアになって、肩甲骨掘り出し、肋骨なぞり、腕しぼり&ぶらぶら、などなど。

進行役るいこさんの軽妙トークのでみなさん会話が弾み、おやじギャグのキャッチボールも始まりました。
笑いが絶えない元気村の様子に、初めて来た私はちょっとおどろきました。

「親指をぐっ、と外側に押してやるといいんだ」「なるほど〜」

参加者の中にマッサージのプロがいらして出前部員はコツをおそわったり、

「背中合わせになってみっか?」

と、ペアワークの提案をいただきました。
背中で会話をするようにお互いの呼吸をはかりつつ、ゆっくり動きます。

「背中の温もりが気持ちいいなあ」「ほんとだねえ」









ワークの後は恒例のお茶のみタイム。カモミール茶を味わいながら、ゆったりと過ごします。
ある方が言いました。

「引っ越しが決まったから今日で最後なの」

避難所ではやはり、出逢いと別れがつきものです。

「でもね、ここで覚えたことを子どもにも教えて、今度はうちでやろうと思って」

なんて嬉しいことばでしょう。元気をもらっているのは私たちの方ですね。
避難所もまちも日々状況が変わる中で、「一期一会」を実感する出前部なのでした。


伊藤みや

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