Open Air Ｄance Collection in sendai vol2

震災から３か月の6月11日、私はOpen Air Ｄance Collection in sendai vol2
のスタッフとして定禅寺通りにいました。
この企画がこの6月11日に開かれるのは昨年末から決まっていたことでした。
代表のたかはしは
「震災で大変な今だけど、いつも通りに開催しよう。街に普通を取り戻そう」
と４月に開催を決めました。
しかしチラシ作成と協賛金集めは断念。
出演者の募集も困難だったが、県内在住のかつての出演者
TAP SHOTS、クマガイミホ、伊藤文恵、斎藤晴美
の４組がご出演くださることになりました。
いつもご協力いただいているハロー定禅寺村の珈巣多夢店長伊藤さんから
「私たちも戦後の何もない所から定禅寺通りをここまで立て直した。
君たちも震災から早く立ち直ってまた街を賑わせて欲しい。是非開催を」
と励ましもいただきました。

前回は協力金（投げ銭）を受け付けて運営していましたが
今回は投げ銭なのか義援金なのかわかりずらい
またカンパに疲弊している人も中にはいるのではないかと真に無料公演としました。
前回は私も協賛金集めに奔走していたのでその大変さもわかる。
でも、見送るお客様の「ありがとう」の言葉に、
実行委員のたかはし、伊藤とそれでよかったと話していました。
そして４組中２組は再演ではあったが、皆のダンスに「祈り」を見ました。

尚Open Air Dance Collectionはこれまで不定期でやってきたが
同時期の５月末から６月上旬にかけて毎年開催していきたいと考えています。

また公演告知をみて、千葉のダンス団体から「私たちも何かできないか」
とお問い合わせいただき、ARC＞Tの活動を紹介しました。
その後ご丁寧に震災見舞いのお手紙を添えて映像資料を送っていただいたので、
ダンスコレクション次回募集の際はお声がけしたいと思っています。

矢野文子