背中でおしゃべり

第4回福室市民センター「気持ちよく眠るためのからだほぐし」は

生田リーダーの下、呼吸に意識を向けた時間をご提供してきました。

寝転がって肺一杯に綺麗な空気を吸い込んで、もう吸い込めなくなったところで、

その空気を自分の中の嫌な気持ちや悪いものと一緒に全部吐き出してしまおう

という内容。

参加者は、私も含め、自分の呼吸のコントロールと吐き出すものの捕獲に

全神経を集中させています。

ときおり周りの様子をうかがっても呼吸の音しか聞こえません。

いつしか寝息のような音も。。。まさかのフライング！？お布団の上で行えたら最高でしたね！

その後は、先週も行った「背中でおしゃべり」を2人組になって行いました。

私はこれを初めて経験したのですが、気持ち良いし、すごくおもしろいんです。

背中合わせになって、相手の背中の動きを「何をしているんだろう？」

「何がしたいんだろう？」と探っていると、ポン、とぶつかってきたり、

そうかと思えば背中同士くっついていた部分がするすると逃げていったり。

背中でピエロを見ているような印象とでも言いますか。

可笑しいなぁ、そう思って他のペアの男性を見るとやはり笑っている。

笑い声こそ出してはいないものの、お顔が笑っているのです。

背中合わせなので、自分の相手のお顔は見えなかったけれど、

やはり笑っておられたのではないかと思います。

笑うこと。

たくさん生息するいきものの中でもおそらく人間だけに与えられた特権。

笑顔になることや声を出して笑う事が身体に良い影響を与えることは

科学でも証明済みです。

自分自身が健全であることが職業上必須な私（精神保健福祉士です）。

最低でも1日10回笑うことを目標にして生活しています。

おかげさまで軽くクリアできているのですが（笑）

みなさん、今日は何回笑いましたか？

何回、お知り合いの笑顔を見られましたか？

だまされたと思って、ちょっと意識して口角を上げて生活してみてください。

橋本沙織