2011年10月17日月曜日

浦戸へ

塩竈市・浦戸第二小学校演劇自主公演「エール」の仕込みお手伝いにいってきました。
8年前からせんだい演劇工房10-BOXが行っているアウトリーチです。
浦戸第二小学校の先生からの一本の電話から始まりました。
先生をはじめ、婦人会のみなさん、島のみなさんの協力もあって
つくられているこの演劇公演は
震災で起きた津波の影響で開催できるのかどうか心配されていましたが、
今年もやります、と報告をいただき、とてもうれしかったです。

今年はいつもよりもシンプルな荷物で一艘の船で運びました。
船主は駆けつけてくれたお手伝いの方です。

学校は山の上にあり、無事でしたが、ところどころ亀裂が入ったりしていました。
体育館で毎年改良されて行く舞台の作り方、バスケットゴールも照明のためのバトンになります。

今年のまかないは給食室でつくっていただいたカレーでした。なつかしい味です。

放課後、授業が終わった子どもたちは舞台美術を作っていました。
一週間、仕込まれた舞台で子どもたちは稽古をし本番を迎えます。
先生に音響と照明のオペレーションのレクチャーをして最終の船で一緒に帰りました。
いつもは一拍させていただき、次の日も仕込みをしていましたが、
宿泊施設は海沿いにあり、津波の被害を受けていました。
海沿いは家も道路もなくなっていました。 


浦戸諸島には島がいくつかあります。
私たちが行った島は野々島といって道沿いや学校には船の花壇がありました。

浦戸第二小学校「エール」
10月22日(土)12時10分開演:浦戸第二小学校体育館
10月29日(土)10時開演:塩竈市・壱番館遊ホール


川村智美


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