2011年11月4日金曜日

ミラノつれづれ_5 若者たち



多くの劇場のプログラムには、学校向けや子ども向けのものがさまざまに用意されています。
エルフォ=プッチーニ劇場でもシーズンごとの主催演目を高校や専門学校の生徒向けに上演する日があります。
仙台で言えば芸術鑑賞会みたいなものですね。



劇場の制作さんいわく、「行儀の良い生徒もいればそうでない生徒もいます。別の公演ではずっとしゃべったりふざけたりで残念でした。でも劇場に慣れることは必要ですから」だそうです(たぶん)。

きょうは4〜5校から300人弱の生徒が来場しました。
意外なほどにきちんと真面目に観ていましたし、むしろいいリアクションをしていました。
自分たちと年齢の近い若い役者さん(ペルディータとフロリゼル)には特に大きな拍手を送っていました。



劇場と劇団が一体となっているシステムだからこそ、こんな形の社会貢献ができるんでしょうね〜。


伊藤みや

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