2012年3月24日土曜日

花いちもんめにほうねん座訪問

3月22日
東松島市にある老人福祉施設「花いちもんめ」に、民族歌舞団「ほうねん座」さんが舞台を届けてきました。
去年の9月に大曲花いちもんめを訪問したほうねん座さんから「3月ならまた訪問できます!」と言っていただき、今回は赤井にある花いちもんめで舞台を行うことになったのです。
メインの座員6名のみなさんによるお祭り舞台で、八戸のえんぶりから始まり、「長持唄」あり、虎舞あり、太鼓あり、ソーラン節の体験ありの楽しい舞台でした。
太鼓では、みなさんが「ソレ!ソレ!」と手を上げて一緒に盛り上げ、相撲取りでコミカルな動きに笑い、会場が一体に。
「長持唄」では、「この歌でおれ、結婚式入場したんですよ」としみじみ思い出をかみしめている職員さん。利用者さんの中には、一緒に歌っていらっしゃる方も見られました。みんなで家族を思ったひとときだったかもしれません。
ソーラン節はみんなで太鼓、踊りを体験しました。ばちを持ってたたく方、踊りの中のあせをぬぐう動きを「きらっと!」という座員さんの指導通りにされる方、みなさんが張り切って、生き生きされていました。
獅子舞では、獅子がみなさんの中に入って頭を噛み、みなさんのご長寿を祈願しました。
私個人の感想ですが、「公演」と言って良いすばらしい舞台だったと思いました。
出前というと軽く考えられがちですが、劇場ではないところでの「公演」をしているんだなあ、と。
私も出前活動をしていますが、精進しなければと襟を正す思いでした。
今回の訪問は、ほうねん座さんのお申し出から実現しました。花いちもんめさんも待ち望んでいたものでした。
利用者さんが興奮気味に「とってもよかった!!」とおっしゃっていたのが、出前担当としてもうれしかったです。

千田みかさ

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