2012年3月29日木曜日

岡山でのエピソードその2

その1はこちら→http://arct.jp/blog_action.html#/detail/3804903106623749590
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーエピソード4
打合せで岡山へ行った際に、あるダンサーさんに出会った。
打合せ後、一献と出向いた店で、偶然お会いしたのだ。
僕は出会って三分後には、お名前、ダンサーだ、ダンス教室の先生で、
振り付けもするくらいしか知らないのに、ある演目に出て踊って下さい、
振り付けして下さい!と話していた。
彼女はその時、びっくりしそれでも嬉しかったらしいが、
「私でいいんですか…?」と返したらしい。
結局彼女は、タイコ叩きの仲間も連れてワークショップにも参加。
メールで届いた台本。と簡単な説明。
短い段取り合わせ、音との合わせだけで本番を乗り切ってしまった!
まして、その演目には、会場に足を運んでくれた観客もその場で5、6名参加し、
セリフを言い、ドアを引っ張り、挙げ句、総勢10名を超えるひとたちが会場を
練り歩き踊ってしまうのだった。
もちろん最初からそうなることがわかっていたわけではない。
皆の響きあいでそうなったのだ!

チェホフの「結婚申し込み」を翻案した「お宅のカブオさんに折り入ってご相談がございまして…」
出演は笙司みつえ、原西忠佑(仙台シアターラボ)、瀬川まーち。
岡山から、香月さん神代さん+お客様
で、楽しいへんちくりんな演目に育ちました!
これは仙台未上演!
いつか仙台でもやりたいなあ…

件の店は「岡山じゃ軒」。
今回も二回ほど飲みに行った。
場所はなんとか覚えてたけど名前を忘れてた。
原西くんにこの名前忘れるんですか?と呆れられた(笑)
他にも「岡山っ子」でも打ち上げ。
仙台で言えば、なつかし屋な感じ。そしてあべひげな雰囲気でした。

ーエピソード5
現地スタッフに井上さんという女性に入ってもらった。
今回のオットプレゼンツのスタッフは、へもさん一人が多かった!?
へもさんは照明、音響、「さいごのじゅぎょう」の演出…。
一人何役もこなしていたのです。衝撃の告白です。
でも今までやって来た、それほど広くない会場ならまだしも、
岡山天神山文化プラザは、キャパシティ270!
一人では絶対無理と、打合せの段階で現地スタッフさんをお一人お願いしていたのです。
因みにへもさんは、一度で名前を覚えられ、手の大きいベース弾き。
最近では「の/ぼ」名義で活動。
笙司も、の/ぼプロジェクト一回目に出演。
というわけで、井上さんの話に戻ります。
彼女は連日、飲みの席にも欠かさず同行し、打合せ、交流と
非常に楽しく 過ごすことができました。
彼女の働きぶりに非常に助けられました。
毎回来て欲しいくらい…
いや、がんばって毎回スタッフを充実させねばなりません。
一人一役割。これが一番平和で安定しています。皆さんお分かりの通り。
今回、スタッフに恵まれ嬉しい限りです。

ーエピソード6
ロビーでは、石巻のこどもたちが書いた書が飾ってあった。
大きな筆で書いたらしく そこに置いてあった。
子どもたちが書いた字を持って写真に収まっている。
白黒。力強い字。波と書いた子もいた。
やたら紙いっぱい書いたのや、点々と飛び跳ねがある字。
紙を破りそこから笑顔を覗かせている子の写真もあった。
それぞれの個性。紙からはみ出すほどの勢い。エネルギー。
こういう芝居を作らねばと思った。

OtoO presents 白鳥英一

0 件のコメント:

コメントを投稿