2011年7月5日火曜日

記録と記憶

東松島市赤井にある老人福祉施設花いちもんめに行ってきました。
きょうはNPO法人20世紀アーカイブ仙台さんとのコラボ出前です。
古い写真や8ミリフィルム映像をみながらおしゃべりする「回想法」をお届けにあがりました。













今日のメニュウは昭和30〜40年代の 農村風景が主です。
「あれ、苗取りだ」「こいなぐ両手ですんのさ」
花いちもんめの利用者さんは農業をやってらした方が多く、農作業の場面では身ぶり手振りで説明してくださいます。

昔、宮城県で流行った「おいとこ節」の場面では、多くの方が口ずさんでいました。












最初、微動だにしなかったおばあちゃんが、歌に合わせて手拍子したりお手玉をひょいひょいと
器用に操りはじめた様子にはおどろきました。













からだの記憶、うたの記憶、あそびの記憶。

決して文字には残らないたくさんの記憶が、みなさんの中に今なお「息づいている」ことを改めて感じました。


事務局 伊藤みや



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