2012年4月27日金曜日

イラク渡航記_day1


国際演劇協会(ITI/UNESCO)主催のInternational Theater Conference Iraqにパネラー出席するため、イラクに来ています。世界9ヶ国から集まる演劇人たちと、現地の演劇人(主に大学生)とでディスカッションを行います。

イラクも現在復興期にあります。戦争や災害という日常を脅かす状況下でも、世界中で演劇は行われ続けています。そのような中でも、何故演劇なのか?というテーマで、時代を担うイラクの若い演劇人たちと考えるプログラムです。カンファレンスは、エルビル、ダホーク、スライマーニーヤの3都市で行われます。パネラー9人を3つのグループに分けて、3日間で3都市を巡回します。

僕はARC>Tの事務局長として、東北の現状をARC>Tの活動を通しての報告してきます。遠く離れた土地で東北がどのように感じられているかを知る良い機会だと思っています。またイラクの現状を感じることで、自分たちを見つめ直す機会になればいいなと思います。

仙台空港から名古屋-北京-アラブを経由して、エルビルの国際空港へ。今回のカンファレンスはバグダッド政府からの正式な招待をいただいていたので、ビザを取得せずに向かいました。案の定イラクでの入国で足止め。今回のコーディネーターのへーラー(ドイツ)とトーマス(多分ドイツ)が迎えに来てくれており、90分ほど現地大使館と確認後無事に入国。仙台を発ってから25時間かかりました。

その足でエルビルのホテルへ。この日は移動日でゆっくり休めました。明日は夕方からオープニングセレモニー。エルビルの劇場に行くようです。楽しみだ。

鈴木拓

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