2011年8月1日月曜日

ウッパダール舞踊団ジュリー・アン・スタンザックさんのWSを受けて

個人活動ですが、ヴッパタール舞踊についてはダンサーのみならず
演劇方面でも興味ある方が多いようなのでWSの内容について報告したいと思います。

2011/7/31
私は二日目のWSを受講。14~21時。
一日目はプロフェッショナルダンサーと経験者中心だったようですが、
二日目はダンスにとらわれず身体表現に興味ある
役者や他ジャンルのアーティストの方も歓迎ということで、
日舞をやっているだろう方、ダンスでも役者でもなさそうなおじ様、
いかにもバレエな方、舞踏をやったことがあるだろう方など様々な方が15名参加。

初めの課題は「自分を説明する一語を決め、それを動きと声で表し自己紹介する」
まずはジュリーが「流れ星」を説明見せてくれる。
考える時間はほとんど与えられていないのに、次々「はい」と手が挙がり、
とんとんと15名の自己紹介が終わる。ここまで一時間。

次は曲でジュリーがそれぞれの動きをつないでいき、
さらに新しいステップも加えられて一時間半ほどで一曲出来てしまう。
方向、回数、つながりを吟味しつつ
その動きを繰り返し繰り返し…

私はもうこの時点でへとへと。
休憩は15分しかないけど、
「胃がもたれたとしてもしょうがない何か食べないと続かないよ」
とおにぎりを半分。

小休憩をはさんだ後は
呼吸を重視したエクササイズ
ヨガやストレッチをベースにしているとは思うけれども
結構ハード。動きを止めない。
一つ紹介すると、横にはった腕で手をグーパーグーパーかなり速く、かなりずっと!
親指と人差し指、中指、薬指、小指(1234のカウントで)を合わせ
次は逆に小指から43214321…

2つ目の課題は「シルクの動きを考え、小グループでつなげる」
ここも話し合いにあまり時間の余裕はないけれども
私のグループでは「これだったらこっちに向かった方がいいよね。
3回よりやっぱり4回かな」といろんな人から次々意見が出ました。

3つ目に与えられた課題は「自分の「決意」の言葉と動きを考える」
また、初めの自己紹介の動きとそれをつなげ3人ずつショーイング。
そして、その3人のグループでそれをつなげ小作品を作る。

4つ目の課題「悲しいを表現する小さな動きを考える」

最後は休憩前の一曲から、後半全てつなげてぶっつけ本番。
「決意と説明の言葉、悲しみの動き」をする場面は
一人ずつ前に出て、しゃべり、動き、その動きを他の人も続けて真似ていくのだけど
それぞれの心情までも伝わってきてとても私をせつなくさせました。

時間は20分もオーバー。
その日泊めてもらう手筈の友人との待ち合わせがあったので
ジュリーとの別れを惜しむ間もお話しする間もなくアーキタンツのスタジオを出ました。

矢野文子

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