2011年9月30日金曜日

多夢多夢出前「ダンスのじかん」

今日の多夢多夢での出前はダンス!!

道路の混雑で5分ほど遅れて到着。ごめんなさい。
恒例の「いぇい」からスタートし、「ゆれる」「布渡し」「Maek」「ぐーぐーぐーのぱーぱーぱー」「飛行機」
最後に皆さんから感想を聞きました。

「ゆれる」「布渡し」は砂連尾さんのWSからのメニューでしたが、とっても繊細にゆらゆら波を伝えていました。
布もカラフルな布を使用したのですが、気づいたら楽しいことに。
感想も「踊る姿がステキだった」「ペアが良かった」などお互いにちゃんと見ているんですね。

美術の時間とは違った表情を見せてくれた多夢多夢の皆さん。
にこにこ笑顔に元気をもらいました。


タムラ ミキ

9/28 多夢多夢舎中山工房「美術のじかん」

毎週水曜日恒例となりました多夢多夢舎中山工房での「美術のじかん」。
今回は私・飯田智穂と猪戸美香さん、そしてARC>T事務局より田村さんがお手伝いに来て下さっていました。
田村さんは今回が初めての多夢多夢とのことでしたが、すぐに溶け込んでいけるのが多夢多夢の仲間たちの良いところです。

今回のテーマは「みんなで大きな花を描こう」。
先週は台風の影響でお休みとなってしまったので、お休みしていた分のびのびと大きく絵を描いて楽しみましょう!
という事で、明るい気持ちになれる花をテーマに描いてみました。
「これは何の花でしょう?」とクイズをしながら描いたり、お手本に描いた花を塗ってもらったり。
「大きな花」にはなかなかなりませんでしたが、たくさんの花で花畑の出来上がりました。

来週から10月ですが、10月は芸術の秋としていつもとはまたちょっと違うメニューを入れていく予定です。
どんな作品が出来上がるのか私たちも楽しみにしています。


アトリエ・ジェミニ 飯田智穂

2011年9月29日木曜日

吉野さつきさん研修会(文化庁事前研修)


















今日はサポセン研修室3にて、吉野さつきさんの研修会がありました。
13名の参加者とテーブルを囲んでとても和やかな雰囲気でした。
まずは自己紹介から。すでに子どもたちとのWSを経験されている方も多く、実際に行って困った点や、知りたいこと・不安に感じているところなどがそれぞれ出ました。
その後、「事前」「実施」「事後」の流れに沿って、出た問いについても色々語っていただきました。

とても内容の濃い、充実した研修でした!
↓その中からいくつか…
「日常に埋もれた宝物を見つけ出す」
「現場での安心・安全」
「先生ではなく"対等に出会う場"であること」
「観察とケア」
「マニュアルはない。姿勢をどう持つか」

また、AVN311より「震災トラウマと復興ストレス」(宮地尚子著)を
寄付いただきました。
オープンオフィスにありますので、どうぞご覧ください。

タムラ ミキ



2011年9月28日水曜日

多夢多夢舎出前「美術の時間」

今日のテーマは「大きな紙に花を描こう」!!

テーブルいっぱいの大きな紙に、思い思いの花・花・花?を描いていました。
描き方も、ちぎり絵・クレパス・マジック・水彩と様々。
花から連想した「花火」や、その時に感じたことなども自由に描いていて、楽しい時間でした。
大きな花ではなく、小さい花がいっぱい咲いている絵ができました。

定期的な活動なので、個人の発展が見えてくるのがとてもステキですね。


タムラ ミキ

2011年9月27日火曜日

横浜 PAW’2011 「東北・復興Week」終了しました

Gin's Bar 色彩シリーズAct.3
「BLACK -家族の肖像-」
無事公演終了しました。

1トンワゴンに舞台装置と6名を乗せて横浜へ向かいました
大きな災害と小さな家族の物語でした。

公演2日目は台風の直撃で電車が全面ストップ
それでも来て下さったお客様に感謝しています。
ほとんどのお客様がアンケートを書いて下さり
熱い励ましのメッセージをいただきました。
この出会いに感謝を込めて来年は横浜から仙台に横浜の演劇人を招聘して
新たな交流を図りたいと思っています。

「BLACK -家族の肖像-」は
さらに作品を練り上げて11月には仙台公演を行います。

最後にお客様、参加してくれたメンバー
今回の機会を与えて下さった PAWの皆様 ARC>Tの事務局の皆様
ありがとうございました。


Gin's Bar 井伏銀太郎

2011年9月24日土曜日

ありがとうピッコロさん!

『十二人の怒れる男』兵庫県尼崎市のピッコロシアターでの公演が終わりました。

涙を流すお客さんもいらっしゃいました。

「これからもお互いの芝居で交流しましょう!」と館長さんや職員さんと堅く握手を交わしました。

ピッコロ劇団のみなさんに撤収作業をお手伝いいただき、みるみる片付きました。たのもしいですねえ。

本当にお世話になりました!おつかれさまです。
また会いましょう!


演出 伊藤みや

2011年9月22日木曜日

「十二人の怒れる男」尼崎公演仕込み中なう!

ただいま兵庫県尼崎市ピッコロシアターに来ております。
先ほど小屋入りして仕込みが始まりました。
尼崎公演の詳細はこちら
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/sendai.html
お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄りください。

たまたま近くを通りかかったので、と澤野正樹くんが仕込みを手伝ってくれています。

というのは、彼の冗談で澤野くんは、大阪の劇団「エイチエムピー・シアターカンパニー」に出演するため大阪に滞在しています。
エイチエムピー・シアターカンパニー「最後の炎」の詳細はこちら
http://www.hmp-theater.com/info.html
仙台公演もありますよ。


真田 鰯

ピッコロシアターにて仕込み中。

22日昼に台風の抜けた尼崎に到着。ピッコロシアターさんに客席の仕込みをお手伝い頂き、順調に準備中。

質素なセットですが、熱い芝居です。

演出家伊藤み弥、場割りに大奮闘中。


SENDAI座☆プロジェクト 渡部ギュウ

2011年9月21日水曜日

SENDAI座☆プロジェクトツアー中

「十二人の怒れる男」岐阜県中津川公演を無事終えました。スズナリの拍手に感謝するばかりでした。
花札120本にも、恐縮するばかり。大盛況でした。

地歌舞伎・常盤座は栗きんとんで有名な中津川から車で福岡地区方面へ30分。中山道・馬籠宿近く。客席約250席、桟敷席は観客が舞台に参加しやすい、絶妙な空間です。

かつては村々にあったそうです。まさに、娯楽文化施設であり集会所なわけです。常盤座地歌舞伎保存会さんの公演は毎年3月だそうです。今回の演劇CANPin中津川では、拝見できず。残念でしたが冬の馬籠宿にも訪れてみたいですね。

こんな小屋を仙台にも!夢みてしまいます。

さて明日から尼崎です。

2011年9月18日日曜日

演劇CAMPin中津川の十二人!











はるばる650km、岐阜県中津川市に来ました。
「2011演劇 CAMP in 中津川」にSENDAI座プロジェクトの『十二人の怒れる男』が招聘されたからです。

明治時代に創建された芝居小屋の常盤座は、いまも大事に守られ活用されています。
お客さんは桟敷席で飲んだり食べたりしながら、ゆったりと芝居を楽しんでいます。
うらやましい環境ですなあ。










歌舞伎小屋でアメリカの戯曲を上演するのはどうなることかと心配しましたが、
いざ始まると違和感なく、むしろしっくり合っておどろきました。

たくさんのお客様に喜んでいただいた様子で、本当にたくさんの拍手とご寄付を頂戴し、
芝居人冥利に尽きる舞台でした。

搬出が終わって見上げる空には満天の星。鈴虫の声があたりに響いていました。

打ち上げでは外波山文明さんはじめ、多くの演劇人と交流することができました。
関係者の皆さん、本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。



そして、旅は続きます。
つぎは兵庫県尼崎市のピッコロシアターへ!
お近くの方は是非いらしてください。


演出 伊藤み弥




2011年9月17日土曜日

敬老ウィーク最終日!

9月17日土曜日
花いちもんめ敬老ウィーク、一週間毎日出前の最終日です。

大曲花いちもんめは、ほうねん座の舞台を楽しんでいただきました。
祭りの太鼓、津軽の踊りにみなさんワクワク、自然にからだを乗りだしてご覧になっています。
尺八の演奏では、目頭を何度もぬぐっている方も。心にしみる音色です。

「みなさんも太鼓を叩いてみませんか?」というほうねん座の呼び掛けに、一番始めに手をあげた方は女性でした。
力強くリズムを刻む姿がかっこいい!
ソーラン節の太鼓や踊りをみんな一緒に体験して、素晴らしい盛り上がり。
鬼剣舞や獅子舞が出て、施設長さんは「盆と正月がいっぺんに来たようだなあ!」と声をあげておられました。

一週間毎日花いちもんめの2箇所を同時に訪問した敬老ウィーク。なかなかプログラムが埋まらず、気をもんだ日もありましたが、

利用者のみなさんから「あら、今日もありがとうね。」と声をかけていただき、日を追うごとに楽しくなってきました。

プログラムに関わったすべてのあるくとメンバーに感謝!


あるくと事務局 千田みかさ

横浜六ッ川保育園

9/16。
横浜六ッ川保育園にお邪魔しました。


今後あるくとのメンバーとして自らが関わることになる震災復興のための芸術家派遣事業。
その対象者である"ちびっ子たち"と触合う機会を持ちたくて、
園を半日体験させていただきました。


3年前に民間経営になった、秋田にある「あきたチャイルド園」の姉妹園。
http://www.kosodate-web.com/ace/

木造・築35年のすてきな園舎。
1~2才、3~5才の異年齢クラスの中、
こども一人一人の生活のリズム・ペース、意思・意欲をとても大事にし、
その子の個性に大人が真摯に向い合う保育を実践されています。


「こどもの声が主役」
「職員20名みんなが、園児全員の担任」と園長の川辺真純先生。


大きな枠組みの中で大人がゆったり子供を見守る姿勢に、
人との関わりにつながる多くの気づきがありました。


この日は敬老の日のイベントがあり、いつもよりハイテンションだったちびっ子たちではありますが、
とにかく元気。元気のかたまり。
こんなにも全身全霊で弾む人たちなんだな。


大沢佐智子

2011年9月16日金曜日

9/16花いちもんめ敬老WEEK

敬老WEEKも五日目を迎えた金曜日。
シェイクスピア・カンパニーの長保めいみさんと一緒に、
東松島市赤井地区にある老人福祉施設花いちもんめに行ってきました。

この日は
「童謡唱歌と詩や童話の朗読」
ということで、施設の皆さんに長保さんの朗読と、
ソプラノ歌手の岩城美和さんとピアノ演奏の相沢さんの演奏をお聞きいただきました。
朗読では宮沢賢治さんの「虔十公園林」と工藤直子さんの「ひかる柿の実」を。
唱歌では「おぼろ月夜」や「赤とんぼ」「幸せなら手をたたこう」など10曲を披露していただきました。

朗読では、登場人物の会話で東北訛りが出た瞬間に皆さんの顔がほころんだり、
終始うなずきながら話を聞いている方がいたりと、皆さん思い思いの楽しみ方をしていらっしゃいました。

唱唄では、長保さんが歌詞を読み上げてそれに続いて歌う、という企画もあり、
皆さん素敵な声で歌って下さいました。
写真は長保さんが歌詞を朗読されている様子と、
「幸せなら手をたたこう」でみんなで一緒に手を叩いている様子です。

イベント終了後も、皆さんのカラオケ大会や施設職員の皆さんの盆踊りに混ぜていただき、
最後まで楽しい時間を過ごさせていただきました。


あるくと事務局 高橋彩

敬老ウィーク×ダンスのじかん

9月16日金曜日、花いちもんめの敬老ウィーク出前。

5日目の大曲花いちもんめは、私、千田みかさと多夢多夢舎のみなさんで訪問しました。
いつも多夢多夢舎でやっている「ダンスのじかん」を大曲花いちもんめのみなさんと楽しもう
という趣向でした。

何かとやってもらう機会が多い多夢多夢のみなさんが、高齢者のみなさんを励ます立場になるか?
多夢多夢のエリさんは「緊張する。頭痛い。」と言っていましたが、実は私もドキドキしていました。
恒例の「イエイ」の挨拶から始めました。
多夢多夢舎の何人かが花いちもんめのみなさんの間に入り、両手でハイタッチ。
これだけのことですが、挨拶する二人がタイミングを自然に合わせるいい瞬間があるのです。
花いちもんめのみなさんが、笑顔で応えてくださっていて、エリさんも安心したのか、
会場の全員とご挨拶していました。

ロックやワールドミュージックで踊り、みなさんから手拍子をいただきました。
花いちもんめのみなさんがお帰りになるまでカラオケを楽しみ、花いちもんめのみなさんに
可愛がっていただいたなあと思いました。

どちらかが励まし、どちらかが励まされるということではなく、お互いに励まされるのだと、
気付いた一日でした。
こういう形の交流の場がもっとあるといいなと思います。


あるくと事務局 千田みかさ

2011年9月15日木曜日

花いちもんめ敬老WEEK開催中!

東松島市にあるデイサービスセンターの
大曲花いちもんめでは敬老の日に合わせて
今週いっぱい敬老会が行われています。

その中で、ARC>Tは毎日1時間の時間を頂き
様々なアーティストが出前を行っています。

今日は、俳優でウクレレも達者な白鳥英一さんが
出前に行きました。
夏目漱石の「夢十夜」の朗読に
軽快なトークや秋にちなんだ曲を
ウクレレにのせて披露しました。
施設の職員さんを交えての
白鳥さんオリジナルの台本を使って
即興の朗読劇も行いました。

懐かしい秋の曲を一緒に口ずさむ人。
「夢十夜」の台詞に共鳴する人。
施設の職員さんの即興劇に
思わず笑顔がこぼれる人。

ひとときの心が安まる時間を共有できました。

常に観客の反応を感じるよう意識を傾け
いかに楽しい時間を過ごしてもらえるかを
試行錯誤しながらチャレンジし続ける
白鳥さんの真摯な姿勢が
見ている人にもしっかりと伝わってくる
とてもあたたかい出前でした。

この出前は土曜日まで続きます。
たくさんの笑顔を届けられるように。


ARC>T事務局 千田 優太

2011年9月14日水曜日

9/14 多夢多夢舎中山工房「美術のじかん」

毎週水曜日恒例となりました多夢多夢舎中山工房での「美術のじかん」。
今回は私・飯田智穂と猪戸美香さん、千田みかささんのいつもの3名に加えて
赤松果歩さんがお手伝いに来て下さっていました。
みんなでわいわい賑やかになり、美術のじかんのスタートです。

今回のテーマは「空き缶コロコロアート」。
2回目の挑戦で、缶に描く事がよく出来るようになりました。
模造紙にコロコロするよりも缶に巻いた紙を塗る方に夢中になる方、模造紙に広々と描いていく方など、

のびのび模索しながらの空き缶コロコロアートになりました。

缶に巻いた紙を丁寧に一面に塗る姿はまるで職人さんのようです。
空き缶に限らず他の立体物にも描いたり塗ったりしてみたいですね。

他には 空き缶→飲み物→メニュー表 と連想し、カフェメニューを書き出してくれて

カフェごっこな展開になったり、そんな面白さが感じられる時間でした。


アトリエ・ジェミニ 飯田智穂

9/14 敬老WEEK

きょうは大曲の花いちもんめに、土屋悠太郞さんのタイ舞踊をお届けに行きました。

日本で言うシンバルのようなものや、ドラのようなもの。簡単なご挨拶をすませた後、タイ舞踊で使用する楽器の説明から始まりました。

シンバルのような楽器を鳴らした時は、
お昼寝後で少し眠そうだったおじいちゃんおばあちゃんもびっくり!
目を見開いて、興味深そうにしていらっしゃいました。
土屋さんの実演の後、ドラのような楽器を実際に叩いていただく場面も。
皆さんちょっと照れながらも、上手に演奏されていました。

そして、土屋さんのタイ舞踊が始まりました。
舞台から飛び出して、会場の中心で踊ることも。
柔軟な腕の動きに、
私も施設の皆さんも驚き半分感心半分。
とても楽しく見させていただきました。


踊り終わった後に感想を伺うと、
「先祖供養が大事なんだなと感じました」
というコメントをされた方が。
土屋さんが踊られるときに、何度か両手を合わせて祈りのポーズをすることがあり、
それを見てそう思ったのだそうです。

土屋さんは正に、今から踊る土地の神様に、自分を生んでくれた父母に、
自分の先祖に、踊りを教えてくれた師匠にと、様々な人に感謝を捧げて踊っているそうで、
その感想を聞いてびっくりされていました。

日本でも、海を越えたタイでも、祈りを捧げる心や感謝の気持ちは同じなんだな、
と思えた瞬間でした。

最後にみんなでフォンジューン体操という体をほぐす簡単な体操をして、体をぽかぽかにしたところで終了となりました。

土屋さん、素敵な時間をありがとうございました。


アルクト事務局 高橋彩

2011年9月13日火曜日

9/13大曲花いちもんめ敬老WEEK


花いちもんめの敬老WEEKは、東松島市の赤井地区にある施設と大曲地区にある施設の
二カ所で同時並行してイベントが行われています。

この日は私は大曲の方へ。
NPO法人21世紀アーカイブ仙台さんの「回想法」をお届けに行きました。

「回想法」とは。
懐かしい写真や映像、道具などを使い、脳を活性化させる認知症予防方法です。
この日も昔の田植えの映像をお見せしたり、昔ながらの道具を実際に触っていただいたりしました。
私も初めて見る道具があったのですが、施設の方が「こう使うんだよ」と教えて下さり、
私自身の勉強にもなりました。
皆さん懐かしみながら、田植えのお話や、若い頃のお話を聞かせて下さいました。

21世紀アーカイブ仙台さんでは、
来月10月17日〜18日の2日間、回想法の研究会を企画されているそうです。
応募締め切りは今月いっぱいまで。
興味のある方は21世紀アーカイブ仙台さんのHPをご覧下さい。


花いちもんめ敬老ウィーク「夢十夜」

9月13日火曜日
花いちもんめ(赤井地区)敬老ウィーク訪問2日目のプログラムは、
俳優・白鳥英一さんの「夢十夜」でした。

職員さん、利用者さんと白鳥さんによる朗読。
セリフを読んだ利用者さんが、「小学校の学芸会以来セリフなど読んだことありませんでした。楽しかった。家でしゃべることがないんです。花いちもんめはおしゃべりに来るんですよ。」とお話してくれました。

声を出すっていいことだなあと再認識しました。


あるくと事務局 千田みかさ

砂連尾理(じゃれおおさむ)さんのダンスワークショップ


一気に夏に逆戻りな暑さでしたね。
大阪からダンサーの砂連尾理さんが来仙しました!


今日はダンスワークショップ1日目。
宮城県障害者福祉センターにて
ARC>Tとの共同企画で行われました。
20名ほどのさまざまな参加者で
普段とは違うからだを使った対話を楽しんでいました。

1枚のティッシュペーパーと複数のからだで
自然といろいろな動きが生まれてきました。
触れあう手と手。腕と腕。肩と肩。
背中と背中。頭と頭。
言葉を使わなくても
伝わることがあるし、
言葉以上に伝わることもあるのだと感じました。
砂連尾さんの軽快な語りに
笑いが絶えないゆるやかな空気。
これから文化庁の派遣事業で
自分も指導者になる立場から見ても
たくさん勉強になるワークショップでした。
参加された皆さんが
満足そうな笑顔で帰って行く姿が
何よりも印象的でした。

明日、9月13日18:30〜20:30も10−BOXにて
砂連尾さんのワークショップが行われます。
当日参加も可能なので
お時間のない方も
無理して来て頂いても間違いないです。
会場費として300円かかりますので
よろしくお願い致します。


千田 優太

2011年9月12日月曜日

花いちもんめ敬老ウィーク タイ伝統芸能

もうすぐ敬老の日。
月一回出前を呼んでいただいている東松島市の老人福祉施設花いちもんめさんでは、
12日から一週間毎日敬老会を行っています。
この毎日の敬老会にARC>Tを呼んでいただきました。

月曜日、訪問したのはタイ舞踊家でフォンジューン体操トレーナーの土屋悠太郎さん。
軽やかな動き、タイ伝統楽器の深い音にみなさん釘付け。
「お寺のような音ですね」との感想に「その通り。タイは仏教の国ですから」と土屋さん。

タイの体操、フォンジューン体操も体験しました。
初めて触れたタイ伝統芸能なのに、みなさんの動きがさまになっていて、びっくりしました。


あるくと事務局 千田みかさ

2011年9月11日日曜日

「しおかぜ」にタイの風

岩沼にあるしおかぜ福祉会。
土屋悠太郎さんタイ芸能の出前に、千田みかささんとご一緒させていただきました。


美しくしなやかで、力強くて楽しいタイの楽器と舞踊に
「しおかぜ」の皆さんも私も興味津々。


楽器の音色や振動、その余韻の中での体ほぐし、
とても気持ちよかったですよ。


人と人との関わりを見ていて、
とても穏やかな気持ちになりました。


大沢佐智子

2011年9月10日土曜日

本番前だよ

9月1日から藤崎一番町館4階特設会場にてロングラン公演中の「十二人の怒れる男」、まもなく本番ですよ。
みんなウォーミングアップに余念がないです。

口コミでじわじわとお客さんが増えています。
「芝居ははじめて観たけど、すごく良かった」というご意見と、リピーターが多いのが今回の特徴です。

いよいよ明日千秋楽、満員御礼の予定です。
その後、岐阜県中津川市、兵庫県尼崎市、山形県鶴岡市へとツアーに出ます。
お近くの方はぜひどうぞ。


伊藤み弥(演出者)

9/9 多夢多夢舎「ダンスの時間」

毎週金曜日に恒例となりました多夢多夢舎中山工房での「ダンスの時間」に、
千田みかささんと一緒に行ってきました。
申し遅れましたが私、9月から事務局員として参加させていただいた高橋彩と申します。
今までお会いした方も、これからお会いする方も、どうぞよろしくお願いします!

ダンスの時間って一体何をするのだろう、とちょっと緊張気味で現地に到着し、
多夢多夢舎の皆さんと初めましてのご挨拶をしました。
それから椅子を円形に並べて、音楽に合わせてハイタッチをしたり、体を動かしたり。
初めましての私の為に、歌をうたっていただいたりもしました。

皆さんダンスも歌もとっても上手で、体のキレがない私からしたら、羨ましい限り。
ずっと拍手を送っていました。

「ここにどうぞ」と私の座る場所を用意してくれたり、休憩時間にはお茶を出してくれたりと、
親切な皆さんのお陰で当初の緊張もほぐれ、楽しい時間を過ごすことができました。
多夢多夢舎の皆さん、ありがとうございました!

次回は14日(水)「美術のじかん」です^^


あるくと事務局 高橋彩

2011年9月3日土曜日

被災地、詩のボクシング気仙沼大会へ参加

声を出して救われることがある!声を出して幸せをつかもう。

「詩のボクシング気仙沼大会」へ震災復興を願って支援参加しました。

何も無くなって居る街並み、街の中に流された大型船がそのままの姿を見て驚きました。

参加者の皆さんは必死になって生きる姿を発表していました。

かと れあ と阪神淡路大震災の朗読劇でも一緒だった船渡代志子と、16歳の若き奈美の3人が

「かと れあproject」 として参加しました

一回戦は創作詩「悔し涙の雪」、そして二回戦は即興詩で参加し、大変な好評を得ました。

被災者の方達から逆に元気づけられました。

10月8〜9日に予定している震災復興を願っての演劇公演「楽屋」に向け、気持ちを新たにしました。


ひのおさむ (かと れあproject)

2011年9月1日木曜日

アメリカ・サンディエゴから石巻へ



アメリカ・サンディエゴのこども支援団体「CAL」との
恊働プロジェクト「東北キッズソリダリティプロジェクト」で
石巻のこどもたちへおもちゃを届けてきました。
設備は整ってきたけれど、子どもたちが遊べるおもちゃが
不足しているそうです。
どういうものが良いか、現地の先生と打ち合わせをしたとき
お人形遊びでは「人間のかたちではなく、動物のものがいい」
と強く言われたことが印象的でした。
港と石巻駅前商店街近くの学校と行ってきましたが
場所によって状況はさまざま。
街の状況としても高速道路のインターがある内陸と
河口・港は同じ石巻とは思えません。
差がますます色濃くなっていくような気がしました。


ついでに実家へ寄り道。石巻市川開き祭り前に
たくさんのボランティアや業者に入ってもらい
すっかり泥がなくなりました。
新しい空き地のようになって、ここに家や畑があったのかと
面影がまったくありません。
泥があったときのほうがまだ家という実感があったかもしれません。

そんな石巻の日でした。

川村智美

8/30 気仙沼

街中には、いまなお痛々しい爪痕が残っていました。
港付近の信号機、消えたままです。

6月23日に再開した気仙沼市魚市場には、高知、宮崎からの漁船が多数入港していました。
さすがカツオ、サンマ、サメ、メカジキ、など
全国屈指の水揚げを誇る歴史ある漁港。

市場で働く方の姿、漁船のエンジン音が、とても勇壮に響きました。


大沢佐智子