(引き続きスマイルエンジンの報告です)
牡鹿半島の作業の後、「若者」をテーマにディスカッションしました。
私の班は、たまたま40歳、30歳、20代の学生で構成され、
各々の立場から見る「若者」、「若者」を通してみる社会について
語り合いました。
40歳の方は、「今時の若者は〜」と言う者もいるけれど
年齢世代で断ずることはないが、
若者は「のびしろ」「残された時間」「選択肢」、自由を持っている。
そして
変化への適応と時間がある、と
震災で私たちは変化を余儀なくされている
その変化に、流動的に適応していけるのは若者である。
との意見でした。
20歳の学生は逆に大人は経験値があるので自由にやりたいことができる
といいました。
また、学生は社会がどういうものか認識が足りないような気がするとも
学校、サークル、会社、、、と自分がいるグループの中で
社会は成り立ち、その土壌で考えていきやすいのだけれど、
自分が住み生きる社会はもっと大きな枠の中で、いや、そもそも枠はなくて
つい作りがちな枠を越えて、それぞれ自由や経験値を持って
出会い一緒に考えることができるといい
それがコミュニティ作りになるのではないかと
スマイルエンジンではそういう場ができているように思いました。
*
9ヶ月前と比べ大幅に減っているフィジカルなボランティア
かつて住んだ土地は、居住することもできず、かといって行政が
買い上げてくれるわけではありません
一年が経とうとする中、増えていく「3.11」「震災復興」という名の企画
ブランド化していく被災地名
テレビやインターネットの情報だけでは知ることができない状況、
自分の足で見ることが確かな現実だと思います
活動の動の中にいて見えることがたくさんあります
川村智美
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