2011年6月21日火曜日

送られた本をどう使うか…


避難所になっている福室市民センターに約120冊の児童本が温かいメッセージと一緒に届きました。
ですが、仮設住宅の建設も進み、避難者が減少してきたセンターには、現在少人数の子どもしかいません。
せっかくの本を送って下さった方々のご厚意に沿うカタチで子ども達に届けたい。。。
センターの須藤さんとあるくとの千田みかささんの話し合いに、私、山口小夜子も同席させて頂きました。

話し合いの初め、須藤さんが「月曜日の夜、明日はあるくとが来ると思うと気持ちが楽になります」とおっしゃいました。
あるくとでは毎週火曜日の夜7時から「気持ちよく眠るためのからだほぐし」をお届けしているのです。
継続して出前を届けることから生まれた信頼関係。地元仙台のあるくとだからできる、ニーズに沿ったお手伝い。
地域で支え合うことの大切さ・強みを改めて感じることができました。

今回の話し合いでは、まず須藤さんが福室市民センターと同じ管轄下にある2つの児童館に配分できるよう調整してみることが決まりました。
その後、児童館の了承が得られれば、本を届ける時に何らかのイベント(講座)が行われるかもしれません。その時はあるくとの出番です。
お忙しい中、本当に真剣に本のことを考えておられる須藤さん。とっても素敵だなぁと感じました。
そして、被災地に送られてくる援助の物資のことを改めて考えるきっかけになりました。
毎日毎日、学ぶことの多いあるくとでの日々です。


山口小夜子

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