2012年8月10日金曜日

8/10 児童館へ照明の出前☆


立秋も過ぎ、昨日までは肌寒かった仙台。
今日はまたパカーンと晴れて真夏日です。

今日はARC>TのOFFICE(せんだい演劇工房10-BOX)より徒歩圏内の
宮城野児童館に照明演出出前に行ってきました☆

昨年のクリスマス時期にも同じようにクリスマスコンサートの照明演出で伺った児童館です。
館長さん自らOFFICEに台本をもってきてくださり、話しをすれば面白いことが尽きない、
とても芸術文化が身近な空気の素敵な児童館。
前回のクリスマスのことを鮮明に覚えてくださっていて、
「お任せしますので!子どもたちも楽しみにしています!!」と言っていただき、
私自身もとても楽しみに今日を迎えました。

今日の行事は、朗読グループ風さんが来館して戦争にまつわる詩と物語を朗読するというもの。



事務局の現場担当ミキさんと朝1時間半程度で仕込みをし、風さんとの立ち位置等の打合せ。
あっという間に本番時間となり、遊戯室の外で行列をつくっていた子どもたちがどわっと入室。

館長先生の「館長さん館長さんゲーム」で子どもたちの緊張も解けて、
参加の子ども全員で「もういいよー」の掛け声で風さんの登場。
始まりから実にほっこりする空気。


朗読が始まり、内容からイメージする照明変化をすると場内から、
「あー海だ。」とか、
「変わった変わった!」等の反応が☆

グリーンからだんだんと変化してブルーに染まったスクリーンを見て
すぐさま海と結びついたあの子の将来が楽しみです(笑)



中には話の内容が難しかったのか、あきちゃった子もいたみたいですが、
普段図書室などで読む怖い話の本が全然平気で普段とてもやんちゃな子が、
「怖いー。二つ目の話も怖いの?」と館長先生に聞いたそうです。

朗読グループのかたの読み方や照明や音響といった普段と違う効果で、
物語の世界がよりリアルに表現されて、それを子どもはしっかりと受け取っているのですね。

自分の照明という仕事に改めて責任と意味を感じた出来事でした。
近所ですし、まだまだ面白いことを考えているそうですので、今後もお付き合いの続きそうな予感。
大切にしていきたい繋がりです。
メンバーの皆さん!!次回があったら是非アシスタントやスタッフとして参加してください。
なかなか得難い経験ですよ☆


照明:高橋亜希

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