2012年6月19日火曜日

ケラさんと出会った♪

6月16・17日、ウォーキングARC>T「ケラリーノ・サンドロヴィッチと出会うと…」に参加しました。
東京にいたら、ケラさんと出会って交流するなんて夢のようなことなので(前回WS講師の長塚圭史さんもそうですが)、「どんな人なんだろう!?」という純粋な興味から参加させていただきました。

初日のワークショップでは、ケラさん、ナイロン100℃の峯村さん、村岡さん、廣川さん、植木さん、そして舞台監督の福澤さんが、自分のこれまでの歩みや劇団との出会いについてお話してくださいました。
舞台に上がる姿や、メディアを通して見ると遠い人に感じるものですが、どの方も意外にも普通で(笑)、とても人の良い方々でした。
夜の交流会まで、ざっくばらんに「人対人」としてお付き合いくださる皆さんに、嬉しい気持ちで1日目が終了しました。

2日目は、別役実さんの戯曲をテキストにしてグループごとに読み合わせをしました。
なんとなく「ケラさんの演出は、それはそれは特別な、奇想天外なやり方があるのではないか」と身構えていましたが、意外にも地道な作業でした。
ケラさんの特別なフィルターを通した面白さを、演者に分かりやすく伝えることによって、脚本がどんどんドラマになっていきました。
参加者の本読みも面白かったですが、やはり劇団員の皆さんはケラさんの意向を汲むのが早く、自分の持ち味でさらに味付けする相乗作用があって、チームでいる強さや面白さを目の当たりにした気がします。

僕は普段、タイ舞踊家として活動していますが、同じ表現者としてケラさんはじめ皆さんを人として好きになりました。
1人1人が芝居と、面白いことへ真摯に向き合う姿が、とても素敵でした。
そういう当り前だけど一番大事な部分が、トップで活躍する人たちにはやはり在るという発見が、僕にとって今回ワークショップに参加しての一番の収穫です。

ケラさん、峯村さん、村岡さん、廣川さん、植木さん、福澤さん、お忙しい中、本当に貴重な時間をありがとうございました!!!


タイ伝統舞踊家  土屋悠太郎
活動ブログ『タイ舞踊の名刺web』

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