まず、この依頼に沿ったプログラムのために、紙芝居のようなものを作る予定でした。
ところが作り始める前にまさかの右手首骨折。
これは、出前そのものをお断りするべきかもしれないと、迷いました。
しかし、整復直後からそこそこに動いていた右手と、痛みの薄さ、それに降りた場合みなさんにご迷惑をおかけすることになると考えて、続行を決めました。
紙芝居製作は、東京の舞台美術家の大沢佐智子さんがお手伝いに手を挙げてくださり、2月3日、4日の丸二日をかけて、それはそれは素晴らしいものを作ってくださいました。感謝!感謝!
また、一人で回すつもりにしていたプログラムも、最終的に高橋彩さんにお手伝いをお願いすることになり、そのことでプログラム自体も膨らみ、よりよい舞台になったと思います。
右手に添え木をあてたままの舞台になってしまいましたが、とにかく無事に終えることが出来て、よかった。
大沢さん、彩さん、改めてありがとうございました。
内容としては、実施前に、集まった子供たちと触れ合う時間を持つことが出来たので、すんなりと舞台も受け入れてもらうことが出来たように思います。
また、童話を紙芝居に仕立てて視覚的な要素を取り入れたこと、詩も読むだけでなく子どもたちに声を出してもらったり、なぞなぞ形式にしたりして一緒に遊ぶ感覚でプログラムしたことで、親しみやすく見てもらえたようです。
私の考えていたプログラムは30分程度のものでしたので、もう30分は小濱さん率いるもきちさん、さいきさん、村岡さんの4名の「想像力で遊ぼう」を実施していただきました。
小濱さんのプログラムはパントマイムで、見ることが中心の舞台でしたが、声は使わなくても子どもたちとの交流があり、見えないものを想像することで集中力も出て、子どもたちもまわりの大人の方たちも、楽しんでくださっていたようです。
全体を通して、一方的に見せるのではなく、観客との交流(目を見かわすだけでもずいぶん違うと思いました)が大切だと感じました。
長保めいみ
0 件のコメント:
コメントを投稿